※sold※【A3サイズ/額付きポスター/26672】北村直登
-サイズ※額縁付き-
A3(530mm×590mm)
【描き続けることに意味がある】
僕は、24歳の時に大分駅の地下道で絵を描き始めました。
大学卒業後、就職せずに絵だけで食べていくと決めましたが、絵の勉強をしていない僕には右も左もわからない状態でした。
とにかく描いてたくさんの人に見てもらおうと、自分自身が目指すべき道を模索しながら地下道で制作することにしました。
地下道では、自分の満足のいく絵が描けたとしても見向きもしてもらえないことが当たり前でした。
当時は過行く人々が足を止める絵を作ることに熱心になっていました。
2年ほどたち、少しずつ足を止めてもらえる絵を掴んできた頃、県内の賞を頂けたり、ドラマへの作画提供が決まるなど美術的にも評価していただけるようになりました。
目の前の人が足を止める絵を描くことを考えていたはずが、いつかのタイミングで「画家」とか「自分の表現とは何か」を考えるようになりました。
芸術とは何か?
自分の思い描く画家像は?
考えれば考えるほど、今の自分がいる場所が理想の画家に近い感じがしました。
僕の画家像に欠かせない条件は「絵で食べていけること」でした。
そして、自分は最高峰の芸術を追い求めた先の一枚を描くより、多くの人と文化的豊かさを楽しく共有できる絵を一枚でも多く描きたい。
僕のするべきことは、この時代の人が求める作品を探究し時代と共に変化し続けること。
僕の理想とする画家は、「時代と波長を合わせた制作ができる画家」なのだと気づきました。
ただ、調べても自分の理想的な画家像を歩む画家はいませんでした。
ならば自分で「自分の思う画家像」を歩もう。
そう思って20年間絵を描いてきました。
この時代の人が受け入れたものが後世へ残すべき作品だと思い、日々制作を続けています。
何もかもが変り行き、当たり前が存在しなくなった現代だからこそピカソを超える画家が現れるのではないかと思っています。
【プロフィール】
1979年福岡県春日市生まれ。大分県大分市在住。
地下道から始まった画家生活。絵を描き続けて20年。
作品は記録しているだけで27,000点以上。
※できるだけ実物に近い色を表示できるように出力していますが、PCによっては多少の違いが出る場合がございます。
また、撮影時の環境などにより実際の商品と多少違いが出る場合がございますことをご了承ください。
※絵画はACHT CAFEでの展示が終了後、発送いたします。